ライブ遠征の費用節約術│お金がないけどライブに行きたい!

オタ活
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ライブが発表されたら、スケジュールをながめているだけでも胸が高鳴りますよね。大好きなアイドルに会えるチャンス、後悔なく楽しみ尽くしたい!

でも、ライブ遠征と切っても切り離せないのはお金の悩みです。特に地方オタクにとっては、ほとんどすべてのライブが遠征ということになりますから年間を通しての遠征費は相当な金額になってしまいます。もちろん都市圏に住んでいてもライブツアーでは全国を飛び回ることになるので、ライブ遠征の費用は悩みの種。

でも、お金がないからとライブをあきらめるなんてしたくありませんよね。そこで、この記事ではライブ遠征にかかる「交通費」「宿泊費」「食費・雑費」を節約する方法をご紹介します。遠征費を節約しながらでもライブ遠征を120%楽しめる節約術、ぜひ参考にしてください!

遠征費っていくらかかる?

ライブ遠征の費用の平均は、5万円くらいと言われています。でも、ライブ遠征の費用は出発地と目的地によってかなり差があるので、平均で考えてもわかりにくいですよね。一例として、名古屋在住のわたしの実際の遠征費を公開します。

東京ドームで開催されるコンサートに2公演参加して、1泊2日で遠征した場合の例

チケット(9,700円+800円)×2枚
新幹線11,300円×往復
ホテル12,000円
飲食・おみやげ5,000円
合計60,600円

すべて個別に正規料金で手配したときの遠征費は、約6万円になりました。ここにはグッズ代は含まれていないので、ライブ全体の出費としてはさらに+1万円くらいになると思います。年に1回のビッグイベントということでボーナスを使って奮発しちゃいますが、掛け持ちしている人やライブが多いジュニアなどを応援している人にとって、1回6万円×複数回…はかなりの出費ですよね。

チケットやグッズ代を安くするにはがまんするしかありませんが、交通費や宿泊費は工夫するだけで節約できる方法がいくつもあります。節約術を駆使して、遠征費を抑えながらライブを楽しみましょう!

交通費の節約

遠征というからには遠く離れた場所に移動することになるので、交通費は一番の悩みどころです。基本的には、時間をかければかけるほど交通費を抑えることができます。でも、無理をしてライブの前に体調をくずしてしまっては元も子もありません。行き先や自分の妥協できないポイントを考えながら交通手段を決めることが、節約とたのしいライブ遠征の両立には大切です。

わたしはJR東海ユーザーなので東海道新幹線についてがメインになりますが、どの地域に住んでいても東名阪の遠征では参考になる内容だと思います。

できるだけ近い会場に行く

シンプルですが、結局これが一番交通費を節約できます。全日程が東京で行われるような公演の場合には使えませんが、たとえば東京公演のあとに大阪公演がある場合、早く見たい気持ちをグッとがまんして大阪公演に行くだけでも大幅に交通費を抑えられたりします。

地方オタクでライブツアーが地元に来るわけじゃないという人でも、新幹線に乗らずに行ける距離、長距離バスが我慢できる距離がどこまでかなど自分と相談してみて、その範囲内でライブに行くというのが交通費節約に一番効果があります。

夜行バスを利用する

交通費節約の代名詞的存在が夜行バス。一番のメリットは長距離移動の交通費が圧倒的に安く抑えられることです。東京-大阪間の場合、片道約5,000円~で利用することができます。楽天トラベルでは夜行バスの比較ができて、クーポンもよく配布されているので、最安値を探して予約すればかなりの交通費節約ができます。

デメリットは移動時間が長いこと。大阪~東京で約8時間かかります。夜行バスでぐっすり眠れる人にとっては寝ている間に到着するので問題ありませんが、慣れない夜行バスではなかなか寝付けないかも…。少し値段は上がりますが、検索条件の3列シートや足元ゆったりシートに☑して夜行バスを探してみてください。

ネックピローやホットアイマスクといった快眠アイテムがあるだけでも、夜行バスの旅がグッと過ごしやすくなりますので、夜行バスを利用する人はグッズもチェックしておきましょう。

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JR東海ツアーズのツアーを利用する

ぷらっとこだま

ぷらっとこだまとは、JR東海ツアーズのパックツアー商品。きっぷとは異なり、予約された乗車日・区間・列車・座席に限り利用可能です。名前の通り、選択できるのはこだまのみ。新幹線の各駅に停車します。

ぷらっとこだまのメリットは、快適な新幹線での遠征でありながら、通常のきっぷよりも安く乗車することができる点です。東京-新大阪間の料金は通常期で11,210円。通常のきっぷではスマートEX利用でこだま指定席が14,230円なので片道3,020円の節約になります。1ドリンク引換券付なので、ドリンクを飲みながらのんびり遠征を楽しむ余裕があるときにはかなり有力な節約術と言えます。

デメリットは予約した列車・座席以外は自由席も含めて一切利用できないということ。また予約後は内容変更不可、キャンセルの場合10日前から取消料がかかります。当日の予定の変更や、突然の公演中止には対応できません。わたしは、舞台やひとりでライブに行くときなど、ある程度当日の予定がはっきりわかっている遠征に限って利用するようにしています。

ただ新幹線といえども、こだまは各駅停車なので東京-新大阪間の移動に利用した場合約4時間かかります。遠征先でライブを見て、往復ぷらっとこだまで移動するのはかなり無理がありそう。翌日は移動日だから時間がかかっても構わないという場合や、静岡-東京間、新大阪-名古屋間といった、こだまで無理なく移動できる会場での利用がおすすめです。

新幹線日帰りパック

こちらもぷらっとこだまと同じくJR東海のパックツアーで、「1day○○」という名称でも呼ばれています。ぷらっとこだまとの違いは、往復セット料金、のぞみやひかりも選択可能、そして列車変更が何度でも可能な点。これによって一気に実用性が高まります。わたしが日帰りでライブ遠征するときに、一番最初に検討するのが新幹線日帰りパックを利用する方法です。

東京-新大阪間が23,060円~で、選択する列車によって料金が増減します。大幅な交通費の節約にはなりませんが、通常のきっぷとほとんど変わらない使い勝手で料金が割引されるので、使わない理由はありません。また、新幹線日帰りパックにはずらし旅のクーポンもついてきてお得です。ずらし旅については、食費節約のところで詳しく解説します。

デメリットは、座席数に限りがあることです。新幹線に空席があっても、パックツアーに割り当てられた座席数を超えるとその列車は選択できなくなってしまいます。ライブ遠征の日程が決まったら、まず新幹線日帰りパックの予約で希望の列車が取れるかどうか確認するのが◎

エクスプレス予約に課金する

節約術なのに課金?と思われたかもしれませんね。エクスプレス予約とは、東海道新幹線の会員制のネット予約サービスです。年会費無料でおそらく遠征オタクの多くが利用しているであろうスマートEXの有料版がエクスプレス予約です。わたしもエクスプレス予約の会員です。

スマートEXとの主な違いは、年会費1,000円を支払うと、会員価格で安く新幹線を利用できるという点。つまり、年間で差額が1,000円以上になるのであれば年会費のもとが取れます。

スマートEXが東京-新大阪間14,520円のとき、エクスプレス会員であれば14,230円で購入することができます。差額は290円で、往復にすると580円。たいしたことないな…と感じるかもしれませんが、遠征オタクの新幹線利用頻度を考えればあなどれない金額です。最低でも2往復すれば、年会費は元が取れます。

この割引額は区間によって異なります。東京-名古屋間は差額は220円、東京-博多間は差額450円なので使用する距離が長いほど割引額は大きくなります。逆に短い区間ではスマートEXと同額で、課金する意味がない場合もありますので、自分がよく利用する区間の料金を確認してから検討しましょう。EXサービス運賃ナビから、エクスプレス予約を利用した場合と通常のきっぷの運賃を比較をすることができます。

長距離バスやパックツアーなどを活用しつつ、それでも通常の新幹線きっぷを買う機会が年間2往復以上ありそうな人であれば、エクスプレス予約への入会を検討してみる価値はあると思います。

宿泊費の節約

最近ホテルの値段がとんでもなく高騰していますね。ビジネスホテルも週末にはかなりのお値段になっていて、以前ほど気軽に宿泊できなくなってしまいました。とはいえ、遠征に宿泊はつきもの。高いということは、安くする余地もたくさんありますから、工夫して遠征費を抑えましょう!

意地でも日帰りする

極論ですが、ホテルが1万円なら丸々1万円浮くので、かんたんで大きな節約効果があります。交通費節約術の「できるだけ近い会場に行く」と同じですが、結局家から近ければ近いほど遠征費は節約できます。わたしの経験したことがある一番遠い日帰り遠征は名古屋-仙台間ですが、さすがに無理があったと思います(笑)

ライブが決まったらまずホテル予約

ライブが決まったらまずホテルを予約しましょう。地方の会場ほど、少ないホテルをオタクが奪い合うようにしてどんどん予約が埋まってしまいます。チケットの当落発表を待っていたら、高いホテルしか空いていなかったなんてこともしばしば…。選択肢が多いうちに予約をしておくことが、宿泊費節約には重要です。

また、ホテルによっては早期割引プランがあるところも。60日前や30日前までの早期予約で宿泊料金が割引されているので探してみてください。キャンセル料金については、各ホテルごとに定められていますので事前によく確認しておきましょう。

ポイ活で遠征費貯金

いまや節約術の定番になっているポイ活で、ポイントを貯めて宿泊費に充てる方法もおすすめです。楽天トラベルなら、日頃のお買い物で貯まる楽天ポイントを宿泊費の支払いに利用することができます。国内宿泊予約の場合、100ポイントから、1ポイント1円として利用可能です。

わたしはクレカを楽天カードメインにして、CDや雑誌などもできるだけ楽天市場を経由して購入するようにしているので、楽天ポイントが月に1,000ポイント以上貯まります。それをホテルの宿泊費に使うことで、遠征費をグッと抑えることができます。上限30,000円まで全額ポイント支払いOKですので、宿泊費0円遠征も夢ではありません!

新幹線パックツアーを活用

交通費と宿泊費をまとめて節約する方法が、新幹線パックツアーの活用です。新幹線の往復とホテルがセットになっていて、割安な料金で利用することができます。

とくにJR東海ツアーズのEXこだわりツアーにはお得なプランがたくさんあるので、まずはここを覗いてみるのがおすすめ。交通費節約術でご紹介した「新幹線日帰りパック」と同様、選べる新幹線が限定されているというデメリットはありますが、新幹線とホテルをそれぞれ手配するよりかなり割安に利用できるプランが見つかります。

楽天トラベルにも、楽パックツアーという新幹線や飛行機とホテルのセットになったツアー商品がありますので比較しながら探してみてください。

全国どこでもアパホテルに泊まる

宿泊費の節約にあたって有効なのは、ホテルチェーンの攻略です。全国どこでも駅の近くにあって、宿泊料金が安定していて、お部屋もある程度のクオリティが約束されているホテルチェーンは、全国を飛び回る遠征オタクにとって強い味方です。

わたしはアパホテルが好きなので、ホテルを探すときはまず会場から一番近いアパホテルの料金と空き状況を確認します。料金は周辺のホテルのなかで最安値レベルか、おおよそ相場と同じくらいの金額であることが多いです。アパホテルはとにかくあらゆるところに建っているので、都心部への遠征だったらだいたいどのホテルでもアクセスは良好です◎

わたしがアパホテルを利用している理由は2つあって、1つは大浴場があるところが多いからです。ライブと長時間の移動で疲れ切った身体を大浴場で癒せば、翌日も元気にライブに参加することができますよね。さらに、会員になると無料会員でもチェックアウトが1時間伸びて11:00になるのも地味にありがたいポイントです。ライブ翌日の朝は、できるだけのんびり寝ていたいですもんね。

2つめは、直接予約でさらに宿泊費を抑えることができるからです。アパホテルは「アパ直」といって、アパホテル公式のネット予約から直接予約するのが最安値。アプリ予約×オンライン決済の限定プランだとさらに数百円の割引になります。無料の会員登録をしてアプリから予約するだけでも、かなり宿泊費を抑えることができます。

ちなみに、アポホテルのポイントはすごいスピードでたまります。基本ポイント4%に加えて、オンライン予約で+1%、オンライン支払で+1%、1秒チェックイン利用で1%と無料会員でもざくざくポイントがたまっていくので、そのポイントをまた次回の宿泊に使用して…とアパホテルスパイラルが完成します。

しかも、ポイントは宿泊料金に充てられるだけではなく、5,000ポイントをためると5,000円をホテルフロントでキャッシュバックしてくれます。ホテルのポイントをためて現金がもらえるなんてすごすぎませんか!?遠征オタクなら5,000ポイントあっという間にたまりますよ。

宿泊費とは話が少しそれますが、アパホテルは1秒チェックインがライブ遠征のときかなり便利なので、ぜひこれも利用してほしいです。ライブのあとのホテルはチェックイン待ちの行列になることが多いですが、1秒チェックインは名前に偽りなく1秒で完了します。

有人のホテルフロントやチェックイン機械ではなく1秒チェックイン専用レーンを通り、専用の機械にアプリのQRコードをかざすと\アパ♪/と鳴ってチェックイン完了。疲れ切ったライブ終わりにこんなにありがたいことはないので、アパホテルを利用する場合はぜひ利用してくださいね。

食費・雑費節約

交通費や宿泊費にくらべると優先順位は低い…とは思うものの、せっかく遠征に来たらおいしいものを食べたり、おみやげを買ったりしたいですよね。遠征費節約のためには、メリハリをつけて楽しむところは楽しむ!抑えるところは抑える!を意識してお金を使いましょう。

三食食べない

わたしは食べることが大好きなので、よく節約術で「三食食べない」なんて出てくるとできるわけないじゃん!と思うのですが、ライブ遠征だと意外と現実的な作戦になると思っています。

正確に言うと、三食すべてをしっかりお店に入って食事する必要はないということです。ライブ遠征のメインはやっぱりライブ。途中でおなかが減らなければOKという割り切りが必要です。

たとえば、当日の朝ごはんは家でしっかり食べてくること。それに、昼夜公演の間ってけっこうバタバタしていて時間がなかったりしますから、ここは菓子パンをかじるくらいでいいと思うんです。夜は居酒屋さんで打ち上げをしたり、その土地の名物を食べに行ったりして、遠征先のグルメを楽しんじゃいましょう!翌日の朝ごはんは、ホテルの朝食をつけずにコンビニで買ったり、朝マックにするだけでかなりの食費節約になります。

食事はライブ遠征の楽しみのひとつなので食べたいものをがまんする必要はありませんが、遠征費を節約したいなら絶対に食べたいものを先に決めておいて、その他は少し抑えめにすることを意識しましょう。

ずらし旅クーポンを活用

ずらし旅クーポンとは、旅行のツアーパックについている旅先で使える体験クーポンのこと。各旅行会社が取り扱っていて、交通費や宿泊費の節約術として紹介したJR東海ツアーズのパックツアーにもずらし旅クーポンがついています。新幹線の日帰りツアーも対象です。

クーポンで体験できる内容は旅先ごとにさまざま。たとえば東京だったらスカイツリーの展望デッキ入場券や、東京ドームの横にあるスパラクーアの入場券として利用できます。ただ、ライブ遠征となると1泊2日でゆっくり観光している時間がないときもありますよね。

ずらし旅のクーポンはグルメにも利用できます。その地域にいったらぜひ食べたい!という名物をこのクーポンを利用して楽しめば、旅行気分も味わいつつ、遠征中の食費も浮いてコスパ最高です。大阪では新大阪駅構内の「のれんめぐり」で利用できるのでたこ焼きや串カツ、牛カツサンドなど大阪名物が選び放題。愛知ならきしめんや台湾ラーメン、世界の山ちゃんの手羽先などが選べます。

コインロッカーは小型サイズ

ライブ遠征の地味な出費がコインロッカー。一番節約になるのは駅から近いホテルに宿泊して、ホテルに荷物を預けることですが、ホテルが駅から遠いときや、帰りの新幹線がギリギリのときには駅や会場の近くに預けておきたいですよね。ライブの翌日に観光に行くときも、荷物をコインロッカーに預ける場面はあると思います。

キャリーケースを預ける場合、大型で700円~800円、中型でも500円~600円くらいしてしまいます。コインロッカーを利用する予定がある場合は、小型のコインロッカーに入るサイズのトートバッグで荷造りしましょう。小型ロッカーなら300円~400円くらいで利用できます。お友達と一緒に入れる場合でも、中サイズに2人分入れられればかなりの節約になります。

ライブの日は駅のロッカーが大きいサイズから埋まっていきやすいので、コインロッカー難民にならないためにもコンパクトな荷物でのライブ遠征はおすすめです。


ライブ遠征の荷物を減らす方法については別の記事で紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。


チケット代やグッズ代をがまんするのは苦しいですが、交通費やホテル代は少しの工夫でかなり節約することができます。どんな手段で遠征しても会場で見られるライブは同じですから(笑)、上手に節約してライブ遠征を楽しみましょう♪

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