【ライブ遠征】愛知スカイエキスポ徹底ガイド

ライブツアーの愛知公演というと、日本ガイシホールやポートメッセなごやが定番という感じでしたが、最近はスカイエキスポの名前をよく見るようになりましたよね。

今回のツアーがはじめてのスカイエキスポ、という人も多いんじゃないでしょうか。はじめての会場を少しでも攻略できるよう、わたしの現場レポを交えながら、徹底解説していきます！

スカイエキスポについて
1. 基本情報
2. 展示ホールA
スカイエキスポへのアクセス
スカイエキスポ　現場レポ
スカイエキスポ周辺のホテル
セントレアで楽しめる名古屋名物
スカイエキスポを攻略して愛知公演を楽しもう！

スカイエキスポについて

基本情報

名称	Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)
所在地	愛知県常滑市中部国際空港セントレア内
開業	2019年8月
公式ホームページ	https://www.aichiskyexpo.com/

ライブのほかにも展示会やイベントに利用されている施設で、自動販売機、コインロッカー、売店、フードコート、ChargeSPOTなどがあります。

展示ホールA

100×100m、10,000平方メートル。
コンサートなどでの利用を想定した無柱空間。
着席で6,500人を収容可能。
コンサート・ショー：最大10,000人
(公式ホームページより)

スカイエキスポ展示ホールAのキャパは6,500人程度です。スタンド席はありません。ほかの会場と比較すると、愛知公演でよく使われる日本ガイシホールのキャパは最大10,000人、宮城のセキスイハイムスーパーアリーナのキャパが約7,000人ですので、比較的コンパクトな会場であると言えます。

スカイエキスポへのアクセス

スカイエキスポは中部国際空港(以下、セントレア)の敷地内にあります。利用する交通機関別にアクセス方法をまとめます。

飛行機

セントレアから連絡通路で直結
アクセスプラザからスカイエキスポまでの行き方は、後ほどさらに解説します。

愛知県には県営名古屋空港もありますが、別の空港ですのでご注意ください

新幹線・電車

名鉄名古屋駅から
名鉄常滑線中部国際空港駅下車　
運賃：980円

ミュースカイ 28分
特急 37分
準急 48分

「ミュースカイ」とは、全車両が座席指定された特別車です。「特急」には特別車と、座席指定のない一般車があります。名鉄は特急ではなく特別車両に課金するしくみ。ミュースカイは課金必須、特急は一般車(自由席)なら運賃のみで乗車できます。

特別車両券(通称、ミューチケット)は、乗車距離に関わらず450円で購入できます。

名鉄ネット予約サービスで、乗車日の1ヶ月前の営業開始時間から発売されます。ほとんどの人がこの名鉄に乗ってスカイエキスポに向かうと言っても過言ではないので、公演前後の自由席は満員状態。絶対に座りたい人は予約必須です。

ミュースカイは、満席で予約できなかった場合でもデッキに立って乗ることはできるみたいです。車内精算料金で500円になりますが、新幹線の時間に間に合わないから絶対このミュースカイに乗りたい…！という場合は参考にしてください。

そして、名鉄名古屋駅からスカイエキスポに向かう人に絶対にお伝えしたいことがあります。

名鉄名古屋駅のホームはかなり複雑です！

なんとなく来た電車に乗ると、思いもしない場所に運ばれていきます。予習必須！

注意するポイントは2つ。

①「緑色」の乗車位置で待つ

名鉄名古屋駅は同じホームからあらゆる方面行きの電車が発車します。ホームは4番ですが、来た電車に乗ればよいということではありません。向かい側ホームの上部に、行き先ごとの乗車位置が色分けされて点灯しています。中部国際空港方面は緑色なので、緑のテープに沿って並びましょう。

②「中部国際空港行き」以外に乗らない

緑の列に並んでいたとしても、来る電車が必ずしも中部国際空港行きとは限りません。なんという初見殺し……！中部国際空港駅は終点なので、正しい電車であれば行き先は必ず「中部国際空港行き」となっています。迷ったとしても、飛び乗ったりしないで行き先だけは必ず確認して！

ミュースカイはすべて3番ホームからの乗車なので、発車時刻と行き先を確認して乗車してください。

車

車の場合は、スカイエキスポの専用駐車場があり、会場のすぐ前に停めることができます。駐車料金は、スカイエキスポ内にある認証機を通せば24時間まで800円です。コンサート前に精算を済ませておきましょう。

セントレアから徒歩10分

セントレアのアクセスプラザからスカイエキスポまでは徒歩で約10分です。

飛行機ならロビーを出て少し進んだところ、電車なら中部国際空港駅の改札を出たところがアクセスプラザです。公式ホームページにはここからスカイエキスポまで徒歩5分と書かれていますが、わたしはスタスタ歩いても10分はかかりました。

また、10分で到着できるのは建物の一番端の部分ですが、入口はホールの反対側です。ホールの前を横断するのに＋5分、ホールの中を移動してホールAの入場口まで行くのに+3分くらいは見たほうがよいと感じました。待ち合わせがある場合などは、遅くとも20分前にはアクセスプラザを出るのがよいでしょう。
帰りの指定席を予約している人や、新幹線の終電がギリギリの人も駅まで15〜20分の余裕を持って会場を出ることをおすすめします。

スカイエキスポの公式ホームページにはアクセスプラザからの徒歩案内が写真付きで詳しく掲載されているので、事前に見ておくと当日安心できます。https://www.aichiskyexpo.com/access/

スカイエキスポ　現場レポ

■アリーナやドームのように建物全部がライブ会場なわけではなく、スカイエキスポの中のホールAというところを使用するかたち。ロビーは施設の共用部分なので、入場口でチケットを発券すると扉の先はいきなり客席です。客席内は暗いし、通路で立ち止まると黒服の係員さんに怒られるので、発券後に中で人と会ったりするのは難しいかも。

■スタンドがないので見え方が一番気になるところだと思います。左右や後方の座席からの見え方、盛り上がりの温度感などは、はっきり言ってステージ構成がすべて。担当グループのことを信じましょう。ステージが角に置かれて、会場をななめに使う配置もあるみたいです。いずれにしろ平面なのはたしかなので、ヒールや厚底靴などの自助努力はお忘れなく。
逆に、席運がなくても必ずアリーナが体験できるのはおもしろいポイント。これも構成によりますが、メインステージから遠くてもバクステは目の前とか、花道のすぐ横だったとか、そういうチャンスは広がります。座席によって、毎回ちがう楽しみ方ができました。見え方が多少微妙でも、やっぱりアリーナでしか得られない興奮ってあると思います。

■ホールA入場後のトイレはかなり少なくて、入場後30分くらいでラインカット、開演に間に合うかわからないレベルの大行列でした。でもトイレはスカイエキスポ内にも、セントレア内にもたくさんあるので、どこかしらで行っておけば大丈夫です。

■セントレア内にはレストランやカフェ、おみやげやさんがたくさんあるので暇つぶしには困りません。空港の繁忙期でなければ、到着ロビーがトイレも飲食店(サブウェイ)も空いていて落ち着いていますし、ベンチもあるから入場ギリギリまで座れてよかったです。空港とは別の建物でフライトオブドリームズという施設があり、飛行機の展示を間近に見ながらスタバのコーヒーが飲めたりしておもしろいので、お時間がある人は行ってみてください。

スカイエキスポ周辺のホテル

セントレア内にはセントレアホテル、コンフォートホテル、東横INN1・2、フォーポイントバイシェラトンの5つのホテルと、ターミナル内にはカプセルホテルがあります。

スカイエキスポは空港敷地内の施設なので、空港繁忙期でなければホテルに困ることはなさそう。

セントレア内のホテルを利用するメリットは、なんと言っても会場から近いこと。帰りに満員の名鉄に乗らなくてもすぐにホテルに帰ることができます。特に飛行機を利用する人は空港内で全てが完結するので願ってもないロケーションと言えます。

デメリットは、空港内のレストランは夜公演終演の時間には閉まっていること。ほとんど21:00か22:00には閉店してしまうので、居酒屋で打ち上げ！みたいな遠征ならではの楽しみ方はできないのがちょっと残念。またホテル内のコンビニは終演後混み合って商品がすぐなくなるので、事前に調達しておくことをおすすめします。

セントレアの外のホテルの場合、名鉄中部国際空港駅行きの特急が停まる名古屋駅、金山駅、常滑駅周辺などが考えられます。新幹線で名古屋駅まで来る人は、名古屋駅周辺のホテルを取って、チェックイン前とチェックアウト後に荷物を預けるのがスマートだと思います。

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